「2027年にこどもNISAが始まるらしい。」
そのニュースを見たとき、私が最初に思ったのは「やっと来た!」でした。
実は、旧ジュニアNISAにも興味がありました。
でも、我が家は子どもが生まれたタイミングと制度が終わるタイミングが重なってしまい、結局利用できませんでした。
正直、子どもの教育費は投資信託で準備したいと思いながらも、税金が気になって特定口座には踏み切れませんでした。
だからこそ、「教育費を非課税で積み立てられる制度」ができることには、とても期待しています。
もちろん、制度の詳細はこれからです。
それでも、「もし予定どおり始まるなら、我が家はこう考えている」という、今の意思決定を記録しておきたいと思いました。
我が家は、こどもNISAを始める予定です

我が家には1歳と4歳の子どもがいます。
制度が始まれば、子ども1人あたり毎月5万円、合計10万円を積み立てる予定です。
「5万円って結構多くない?」
そう思われるかもしれません。
実際、夫も最初は少し驚いていました。
毎月10万円か…。なかなか大きいね。
そんな会話もしました。
この金額は、教育費から逆算して決めたわけではありません。
我が家の家計全体を見たとき、預貯金の割合が少し高いと感じていたこともあり、「そろそろ教育費も投資で準備していってもいいかもしれない」と考えた結果、この金額になりました。
正直、今までより投資に回す金額は増えます。
それでも、今の家計なら無理なく続けられそうだと夫婦で話し合い、この金額から始めてみようと思っています。
実は、住宅ローンの予行練習にもなると思っています

我が家は2029年に住宅購入を予定しています。
今の家賃と、毎月10万円の積立額を合わせると、将来支払う住宅ローンの返済額に近い金額になるかもしれません。
だから、この積立にはもう一つ意味があります。
「この金額を毎月支払う生活」が、本当に我が家で続けられるのか。
それを今のうちに試してみたいと思っています。
夫は住宅ローンが始まった後の生活を少し心配しています。
私はそんな夫に、
「もし住宅ローンが始まって大変なら、そのときは積立をやめよう。」
と話しています。
投資は、一度始めたら絶対に同じ金額を続けなければいけないものではありません。
数か月ごと、1年ごとに家計を見直しながら調整できることも、積立投資のいいところだと思っています。

教育費と老後資金は、目的を分けて考えたい
我が家では、夫婦それぞれ新NISAを活用しています。
夫は毎月10万円を積み立てています。
一方、私は結婚前から積み立ててきた個人資産があるので、それは私自身の老後資金として運用しています。
つまり、新NISAは夫婦の老後資金。
そして、こどもNISAは教育費。
そんなふうに役割を分けたいと思っています。
今までも教育費として現金は準備していました。
でも、正直なところ、生活費や他の目的のお金との境界が少し曖昧でした。
だからこそ、「これは子どもの教育費」とはっきり区別できる場所がほしかったのです。
もし、こどもNISAがなければ、おそらく私は特定口座で投資信託を積み立てていたと思います。
ただ、「税金がかかる」と思うと、最後の一歩が踏み出せませんでした。
この制度ができることで、その迷いがなくなるのはとてもありがたいと感じています。
子どもの資産ではなく、教育費として使いたい
一つだけ、我が家では考えていることがあります。
それは、この積立を「子どもが大人になったときに渡す資産」にはしたくないということです。
もちろん、そう考える家庭もあると思います。
それも素敵な考え方です。
でも、私は少し違います。
私が準備したいのは、子どもが大学へ進学したいと思ったとき。
専門学校へ行きたいと思ったとき。
将来、その時代ならではの新しい学びを選びたいと思ったとき。
そんな「学びたい」という気持ちを、お金を理由にあきらめさせたくないという教育費です。
一方で、成人した後の人生は、自分で考え、自分で働き、自分でお金を管理していってほしいと思っています。
親がお金を残すことよりも、自分で判断して、自分で準備する力を身につけることのほうが、自立につながるのではないか。
私はそんなふうに考えています。
無理をしないことも、続けるためには大切
2029年に住宅ローンが始まれば、今と同じように毎月10万円積み立てられるのは難しいと思っています。
もしかしたら一時的に積立を止めることもあるかもしれません。
金額を減らすかもしれません。
でも、それでいいと思っています。
無理をして家計が苦しくなるくらいなら、生活に合わせて調整したほうが、長い目で見れば続けやすいからです。
投資は、満額を続けることが目的ではありません。
家族の暮らしを守りながら続けることのほうが、私には大切に思えます。
こどもNISAと親のNISA、迷うなら私は親のNISAを選びます

ここはあくまで私の考えですが、もし親の新NISAの非課税枠がまだ十分に残っているなら、まずは親のNISAで教育費を積み立てるという選択肢もいいと思っています。
理由は、原則12歳まで引き出せないなどの制限があるからです。
また今後、更なる条件が設けられる可能性もあります。
教育費は、大学だけではありません。
習い事を始めるかもしれない。
留学したいと言い出すかもしれない。
急にまとまったお金が必要になることもあります。
そんなとき、親のNISAなら家計全体を見ながら柔軟に判断できます。
一方で、
「これは子どもの教育費」とはっきり分けて管理したい。
あるいは、親のNISA枠はすでに使い切っている。
そんな家庭なら、こどもNISAのほうが合うケースもあると思います。
制度が始まったら、「どちらが正解か」ではなく、「我が家にはどちらが合っているか」を考えることが大切なのかな、と私は思っています。
まとめ|制度よりも、「何のために積み立てるのか」を大切にしたい
2027年こどもNISAが始まれば、我が家は利用する予定です。
でも、それは「新しい制度だから」ではありません。
教育費を投資で準備したい。
子どもの学びを応援したい。
老後資金とは分けて管理したい。
そんな我が家の考え方に、この制度が合っていたからです。
制度が始まると、「やったほうがいいのかな」と周りが気になってしまうこともあるかもしれません。
でも、家庭によって家計も、教育への考え方も、将来の予定も違います。
だからこそ、「やる・やらない」よりも、「何のために積み立てるのか」を考えることのほうが大切なのではないかと、私は思っています。
この記事が、「我が家ならどう考えるだろう」と家族で話すきっかけの一つになればうれしいです。
※この記事は2026年7月時点で公表されている情報をもとに書いています。制度の詳細や条件は今後変更される可能性があります。



