個別株で含み損8万円。それでも焦らなかった理由を自己分析してみた

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2026年、私は初めて個別株を買いました。

これまで約9年間続けてきたのは積立投資

毎月コツコツ積み立てることには慣れていましたが、個別株はまったくの初心者でした。

最初に買ったのは、株主優待が目的の銘柄。

ところが購入後、株価はじわじわ下がり続けました。

気が付けば、

含み損は約8万円。約16〜17%の下落。

個別株初心者なら、不安になってもおかしくない金額です。

でも、不思議なくらい焦りませんでした。

証券口座を開いたら「-79,842円」と表示されていました。

「あ、8万円か。」

自分でも驚くくらい、それ以上何も思いませんでした。

もちろん含み損はうれしいものではありません。

それでも、「早く売らなきゃ」とも、「失敗した」とも思わなかったんです。

なぜなんだろう。

少し自分を分析してみたら、私の投資との向き合い方が見えてきました。

目次

株価が上がるから買ったわけではなかった

一番大きかったのは、買った理由です。

私はこの個別株を、

「株価が上がりそうだから」

という理由では買っていませんでした。

目的は、株主優待が欲しかったから。

普段から利用しているお店で使える優待があり、「これなら生活にも役立ちそう」と思って購入しました。

つまり、私の中では最初から、

株価の値上がりよりも、優待の価値の方が大きかったんです。

だから株価が下がっても、

「優待がなくなったわけじゃないし。」

そんな感覚でした。

振り返ると、無意識のうちに

「株価=投資の成功」

とは考えていなかったのかもしれません。

積立投資で身についた考え方が生きていた

もう一つ大きかったのが、積立投資で学んだことです。

2017年から積立投資を続ける中で、

「長期・分散」

という考え方は自然と身についていました。

もちろん個別株は積立投資とは違います。

でも、

「一度に全部買わない」

という考え方は取り入れてみようと思いました。

そこで私は、最初から3回に分けて購入することを決めました。

「このタイミングや、この価格まで下がったら買う」

という自分で決めたルール通りに購入できました。

結果として株価はさらに下がりましたが、不思議と後悔はありませんでした。

なぜなら、

「思いつきで買った」のではなく、「計画通りに買えた」

という感覚があったからです。

株価だけを見ると失敗に見えるかもしれません。

でも私の中では、

「ルールを守れた。」

その成功体験の方が大きかったように思います。

含み損が生活への不安につながらなかった

含み損が増えても、私が冷静でいられた理由がもう一つあります。

それは、

生活が何も変わらなかったから。

もし生活費を使って投資をしていたら、

毎日株価を見てしまったかもしれません。

夜も気になって眠れなかったかもしれません。

でも今回の投資は、余剰資金の範囲。

もちろん8万円は小さなお金ではありません。

それでも、

家計が苦しくなるわけでもなく、

生活そのものに影響はありませんでした。

「余剰資金で続けることが大切」

今回、初めての個別株でも、その考え方に助けられた気がしています。

実は私は「長期投資向き」の性格だったのかもしれない

今回、一番意外だった発見があります。

それは、

私は思っていた以上に、長期投資向きの性格だったということです。

もちろん、「株価が下がってもうれしい」というわけではありません。

できれば上がってほしいです(笑)。

でも、自分を振り返ってみると、昔からある傾向がありました。

決断するまでは、とにかく時間をかける。

でも、

一度納得すると、あまり迷わない。

今回の個別株もそうでした。

買う前は、

「本当に買って大丈夫かな。」

「優待目的で買うのはありかな。」

そんなことを何度も考えました。

でも、買うと決めたあとは、

「じゃあ、長く持とう。」

自然とそんな気持ちになっていました。

これって投資だけではなく、私自身の意思決定の特徴なのかもしれません。

何かを始めるまでには時間がかかります。

でも、一度納得して決めたことは、途中でブレることが少ない。

今回の個別株は、そんな自分の性格を再確認する出来事でもありました。

初めての個別株だからこそ、学べたこともあった

もちろん、反省点がなかったわけではありません。

むしろ、たくさんあります。

購入したあとに知った言葉もありました。

「落ちたナイフは拾うな」

株価が下がっている最中に飛びつくことへの戒めとして使われる言葉です。

また、

「下げトレンド」

「下げ止まりを確認してから買う」

そんな考え方も、今回初めて知りました。

今振り返れば、

「もう少し待ってから買ってもよかったのかな。」

と思う場面もあります。

でも、不思議と落ち込んではいません。

なぜなら、

初めての個別株なんだから、失敗もする。

そう思えたからです。

積立投資だって、最初から完璧だったわけではありません。

ブログでも何度か書いてきましたが、積立額を見直したこともありますし、「こうすればよかった」と思うこともありました。

だから今回も、

「この経験を次に生かそう。」

そんな前向きな気持ちの方が強かったです。

「焦らない」が正解とは限らない

ここまで書いてきましたが、

私は、

「焦らない人が正しい」

とは思っていません。

人によっては、

「大丈夫、大丈夫。」

と言いながら、本当は現実から目を背けているだけ。

そんなケースもあると思います。

含み損を見ないようにして、

売るべきか考えることもやめてしまう。

それでは、冷静とは言えないかもしれません。

でも、今回の私の場合は少し違ったように思います。

買う前に、

  • 下がる可能性はあること
  • 優待が変更・廃止される可能性もあること
  • 株価は思い通りに動かないこと

そういったリスクを、自分なりに何度も考えました。

そのうえで、

「それでも買いたい。」

と決めました。

だから、実際に株価が下がっても、

「想定していたことが起きただけ。」

そんな受け止め方ができたのだと思います。

おわりに

個別株を始める前は、

「自分は含み損に耐えられるのかな。」

と少し不安でした。

でも実際に経験してみると、

株価よりも、自分の考え方や性格の方が大きく影響することに気付きました。

リスク許容度という言葉がありますが、それは資産額だけでは測れないものなのかもしれません。

どんな目的で買ったのか。

どこまで下がることを想定していたのか。

自分が納得して決めた投資なのか。

そうした「買う前の意思決定」が、含み損が出たときの心の余裕につながるのだと感じました。

株価は、これからも上がるかもしれないし、また下がるかもしれません。

それは正直、私には分かりません。

でも今回の経験で一つだけ分かったことがあります。

私は「値動きに強い人」ではなく、「納得してから決断すると、意外と待てる人」だったということ。

お金が増えたかどうかだけではなく、自分の投資との向き合い方を知れたことも、初めての個別株で得られた大きな収穫でした。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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