効率ばかり考えていた私が、丁寧な暮らしに憧れる理由

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SNSで、丁寧な暮らしを発信している人を見るのが好きです。

季節の花が飾られた部屋。
お気に入りの器で飲むコーヒー。
ゆっくり流れる朝の時間。

「素敵だなぁ。」

そんなふうに思いながら、つい見入ってしまいます。

このブログだけを読んでいると、私もそんな暮らしをしているように思われるかもしれません。

文章を書くことは好きです。

言葉をゆっくり選んで、自分の考えを整理する時間も好きです。

だから、落ち着いた人に見えることもあるのかもしれません。

でも実際の私は、どちらかというとバタバタしています。

忙しいというより、いつも少し急いでいる。

そんな感覚があります。

目次

「次」を考えながら動いてしまう

私は昔から少しせっかちな性格でした。

でも社会人になって、その性格はさらに加速した気がします。

仕事では効率よく動くことが求められました。

そのあと子どもが生まれると、限られた時間の中で家事も育児も回さなければいけません。

予定どおりにいかないことばかりだからこそ、「その次」を考えながら動く癖がつきました。

時短勤務で仕事に復帰してからは、その感覚がさらに強くなった気がします。

毎日を回すことに必死で、それが当たり前になっていました。

「順番が違うでしょう」と本気で思っていた

子どもが赤ちゃんだった頃のことです。

夫がミルクを作ろうとしていました。

粉ミルクを哺乳瓶に入れて、そのあとでお湯を沸かし始めたんです。

その瞬間、私は心の中で思いました。

「いやいや、順番が違うでしょう。」

まずお湯を沸かして、その間に粉ミルクを量る。

お湯を入れたら冷ましている間にオムツを替える。

そうすれば、ちょうど飲み頃になる。

私の頭の中では、その数分先まで段取りができあがっていました。

だから、その順番がすごく気になって、イライラもしました。

当時の私は、それが一番効率的だと思っていました。

でも、その数分で何が変わるんだろう

最近になって、少し考え方が変わってきました。

もちろん効率は大事です。

仕事でも育児でも、効率よく動けるに越したことはありません。

でも、あのミルク作りを思い出して、ふと考えるようになったんです。

「あの数分で、何がそんなに変わるんだろう。」

少し順番が違っても、ミルクはちゃんとできる。

子どもが困るわけでもない。

家族が不幸になるわけでもない。

効率よくできることと、効率よくしなければいけないことは、案外違うのかもしれない。

そんなふうに思うようになりました。

所作がきれいな人に憧れる理由

職場に、所作がとてもきれいな方がいます。

お辞儀をして、体勢を整えて、それから歩き出す。

私はというと、お辞儀を戻しながらもう次の一歩を出してしまう。

その違いは、ほんの1〜2秒です。

でも、その1〜2秒を見ていると、思うんです。

「急いでも、何も変わらないのに。」

その人は、決してゆっくり仕事をしているわけではありません。

仕事は早いし、周りへの気配りも自然です。

それでも、急がなくていい場面では急がない。

その姿が、とても素敵に見えました。

私が憧れているのは「丁寧な暮らし」じゃないのかもしれない

丁寧な暮らしというと、おしゃれな部屋や手の込んだ料理を思い浮かべます。

でも、本当に憧れているのはそこではない気がしています。

物を大切に扱うこと。

一つの動作をきちんと終えてから次へ進むこと。

急がなくてもいい場面では、急がないこと。

そんな空気感をまとった人に、私は惹かれているのかもしれません。

40歳になって、ようやくそんなことを考えるようになりました。

もちろん、今の私はまだ変われていません。

気づけば次のことを考えているし、効率を優先してしまう日もたくさんあります。

だからこそ、少しずつでいい。

「この1〜2秒は急がなくてもいい。」

そんな場面を増やしていけたらと思っています。

丁寧な暮らしに憧れているというより、急がなくても大丈夫と思える自分に、少しずつ近づいていきたい。

最近は、そんなことを考えています。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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