ボーナスの時期になると、世の中では「ご褒美消費」や「ボーナスの使い道」という話題をよく見かけます。
旅行や家電、欲しかったものを買う計画を立てる人も多いですよね。
でも我が家で最初にすることは、お金を使う相談ではありません。
夫婦で賞与明細を見せ合う「報告会」を行っています。
夫は紙で印刷した明細を持ってきて、私はパソコンで画面を開く。
このあたりにも性格が出ている気がします。笑
今年は○万円だったね
去年より増えたね
税金かなり引かれてるね……
そんな話をしながら、お互いの半年間を振り返ります。
特別なイベントではありません。
でも結婚してからずっと続いている、我が家らしいお金の習慣です。
結婚してから自然と始まった

実は、「今日から報告会を始めよう」と決めた記憶はありません。
結婚してから自然と始まりました。
我が家は家計簿アプリで家計を共有しています。
夫婦それぞれの口座やクレジットカード、証券口座なども見える化していて、お互いに確認できる状態です。
もともと家計の状況を共有することに抵抗がありませんでした。
だからボーナスが出たときも、
そういえばいくらだった?
と自然に見せ合う流れになったのだと思います。
私はまったく抵抗がありませんでした。
夫はどう思っていたのか分かりません。
でも少なくとも困っている様子はなく、今も変わらず続いています。
むしろ家計簿アプリを見ながら、
総資産○万円になったね
と夫の方から話題にすることもあります。
数字が増えていくことが、夫なりのモチベーションになっているのかもしれません。
共働き夫婦の家計管理では自然な流れだった
以前の記事でも書きましたが、我が家は「夫婦それぞれの名義で持つ共同財布」という考え方で家計を管理しています。
口座名義は夫と私のまま。
でも、そのお金は「夫のお金」「妻のお金」ではなく、家族のお金として扱っています。
家賃は夫の口座から。
日々の買い物は私のカードから。
でも、「誰が払ったか」を意識することはほとんどありません。
だからボーナスについても、
「夫のボーナス」
「妻のボーナス」
という感覚があまりないんです。
家族のお金がどれくらい増えたのか。
半年間の働きがどう評価されたのか。
そんな感覚で見ています。

ボーナスの使い道は特に決めない

ボーナスの話をすると驚かれることがあります。
それは、
「ボーナスが出たから何か買おう」
という発想が、我が家にはほとんどないことです。
欲しいものができたら買う。
旅行に行きたくなったら計画する。
そのときに家計の状況を見ながら決めます。
だから、
「ボーナスが入ったから旅行」
「ボーナスが出たから家電」
という流れになりません。
正直、私も結婚する前は、
「ボーナスってそういうものなのかな」
と思っていました。
でも実際に生活してみると、欲しいものがあるタイミングとボーナスのタイミングは別なんですよね。
必要なものや欲しいものがあれば、その都度夫婦で話します。
だからボーナスだけが特別なお金という感覚はありません。
明細を見ると、仕事の話になる

私はこの報告会の一番いいところは、お金そのものではないと思っています。
賞与明細を見ると、
前より増えたね
何か評価されたことあったの?
という会話になります。
普段はお互い仕事をしています。
家に帰れば育児と家事。
子どもたちのお風呂、ごはん、宿題、寝かしつけ。
毎日があっという間です。
仕事の話をゆっくりする機会は、意外と少ないんですよね。
だから賞与明細は、
仕事どうだった?
を聞くきっかけになっています。
増えていれば、
頑張ったんだね
という話になる。
減っていれば、
そういう年もあるよね
で終わる。
実際、夫が育休を取得した年は少し賞与が下がった記憶があります。
でも空気が重くなることもありませんでした。
「減ったね」
「そうだね」
そのくらいです。
お互い事情も分かっていますし、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
「お疲れさま」が言える時間

賞与明細を見ながら、
「半年間お疲れさま」
と言えること。
これは意外と大きいです。
共働き夫婦は忙しいです。
仕事もある。
家事もある。
育児もある。
毎日を回すことに必死で、お互いをねぎらう時間は思った以上に少ない。
でもボーナスの時期だけは、
「頑張ったね」
と自然に言える。
我が家にとっては、それが報告会の役割なのかもしれません。
まとめ|「お金の話をする日」があるだけで、夫婦の会話は変わる
賞与明細を見せ合う習慣は、結婚してから自然に始まりました。
最初からルールを決めたわけでも、家計管理の正解を探していたわけでもありません。
ただ、家族のお金を一緒に見える化してきた延長線上に、この報告会がありました。
もし報告会がなかったら、仕事の話や「お疲れさま」を言う機会は、今よりずっと少なかった気がします。
毎日忙しいと、夫婦でゆっくり話す時間は意外とありません。
だからこそ、ボーナスという節目に数分だけでもお金の話をする時間があると、「半年頑張ったね」「最近仕事どう?」と、自然に会話が広がります。
もちろん、賞与明細を見せ合うことが正解というわけではありません。
でも、「ボーナスが出た日を、夫婦でお金のことを話すきっかけにする」という選択肢は、案外悪くないなと私は思っています。
家計の状況を確認したり、これからやりたいことを話したり、お互いをねぎらったり。
そんな時間を積み重ねることが、我が家では「お金を管理すること」以上に、大切な習慣になっています。
夫は紙、私はパソコン。
そんな変わらないやり取りが、この先もずっと続いていく気がします。


