「生活防衛費はあるし、もっと投資に回したほうがいいのかな。」
そんなふうに思ったことはありませんか。
私は2017年から投資を続けていて、今も新NISAで積立をしています。
それでも今、住宅購入を控えたタイミングで、貯金と投資の割合に正解はあるのかと、また迷っています。
この記事では、FPとして答えを出すのではなく、一人の会社員として「私は何に悩み、どう考えているのか」を記録してみようと思います。
数年前、「現金が多すぎるかも」と思った
1〜2年前のことです。
その頃の我が家は、預貯金が約1,600万円、投資資産が約300万円ほどでした。
もちろん人によって感じ方は違うと思います。
でも私は、その数字を見たときにふと思ったんです。
「このバランスでいいんだろうか。」

投資は2017年から続けていたものの、どちらかというと現金を厚めに持つタイプでした。
元々、投資なんて怖いと思っていた人間です。
だから投資を始めても、自然と現金が増えていく家計になっていました。
でも資産全体を見ると、
「銀行口座に置いてあるお金が多すぎるのでは?」
という疑問が頭に浮かびました。
改めて勉強すると、「もっと投資してもいいのかも」と思った

そこで、改めて貯金と投資の割合について調べ始めました。
いろいろな本や記事を読むと、よく出てきたのが生活防衛費という考え方です。
生活費の6か月分程度を現金で持ち、それを超えた余剰資金は投資に回す。
そんな考え方を目にすることが多くありました。
我が家の場合、その基準で考えると生活防衛費は十分にあります。
むしろ、それ以上の現金を持っていました。
「それなら、もっと投資に回したほうがいいのかな。」
そう思うようになりました。
悩んだ末に、新NISAの積立額を増やしました
「本当にこれでいいのかな。」
「相場が下がったら後悔しないかな。」
そんなことも考えました。
それでも最終的には、
『時間を味方につけるなら、早く始めたほうがいい。』
そう思って、新NISAの積立額を月10万円に増やしました。
もちろん、この金額が万人におすすめというわけではありません。
我が家は住宅購入資金や生活防衛費を確保したうえで、この金額を選びました。
投資歴が長くなってきて、少しずつ実感していたことがありました。
それは、時間そのものが資産になるということです。
毎日値動きを見るわけではありません。
特別な売買もしません。
でも9年近く積み立ててきて、「長く続けることにも意味があるんだな」と感じる場面が増えてきました。
だから私は、積立額を増やすという選択をしました。
ところが、住宅購入が現実になってくると、また迷い始めました
その頃は、「これでスッキリした」と思っていました。
でも、お金の悩みって一度決めたら終わりではないんですよね。
今、我が家は2029年の住宅購入を目標に動いています。
そうなると、また別の迷いが出てきました。
「住宅購入を控えているなら、現金をもっと持っておいたほうがいいんじゃない?」

住宅購入について調べると、
- 「頭金」
- 「諸費用」
- 「住宅購入前は現金比率を高める」
そんな考え方を目にすることもあります。
それを見るたびに、
「私は少し攻めすぎなんだろうか。」
と考えることがあります。
来年からは、さらに子どもNISAを始める予定です。
一方で、数年後には人生で一番大きな買い物を控えています。
この二つは、本当に両立できるんだろうか。
正直、今も答えは出ていません。
それでも投資をやめたくない理由

それでも私は、投資をやめようとは思っていません。
理由は、9年間続けてきて、「時間の力」を実感しているから。
投資を始めた頃の私は、毎日値動きが気になっていました。
少し下がるだけで不安になり、「やっぱり向いてないかも」と思ったこともあります。
でも、長く続けていると、短期的な値動きよりも「続けること」のほうが大切なんだと少しずつ感じるようになりました。
もちろん、これから先も順調に増え続ける保証なんてありません。
だから「投資を増やせば正解」と言いたいわけではないんです。
ただ私は、この9年間で積み重ねてきた時間を、できれば途中で止めたくないと思っています。
頭金も、まだ答えは出ていません
実は、住宅ローンの頭金についてもまだ決めていません。
現金を多く出せば、その分ローンの借入額は減ります。
でも、その現金を投資に回しておいたほうが長い目ではいいのかもしれない。
そんな考え方もあります。
どちらにも納得できる理由があるからこそ、簡単には決められません。
元住宅営業だったこともあり、「住宅ローンはこうあるべき」という考え方はいろいろ見てきました。
でも実際に自分が買う立場になると、知識だけでは決められないことばかりです。
住宅は、お金の問題だけではありません。
家族がこれからどんな暮らしをしたいか。
その価値観も一緒に考えなければいけないんだな、と感じています。
今の私の迷いは、別の記事でも詳しく書いてみました。

「払えるか」だけではなく、「暮らせるか」を考えたい
以前、住宅ローンについてこんな記事を書きました。

毎月の住宅ローン返済額を想定して、その金額を先に投資へ回してみる。
「住宅ローン返済の予行練習」です。
これは返済能力を証明したいわけではありません。
夫から、
本当にその生活を続けられるかな。
と言われたことがきっかけでした。
数字の上では返せそうでも、その暮らしが幸せなのかは別の話です。
旅行に行く余裕はあるかな。
子どもの「やってみたい」を応援できるかな。
そういう暮らしまで含めて考えたかったから、まずは家計で試してみることにしました。
だから今も、住宅購入に向けて現金をどれくらい持っておくべきか考えるときは、投資の期待リターンだけではなく、「この暮らしを続けられるか」という視点を大切にしています。
数年前と今では、悩みの種類が変わりました

9年前の私は、
「投資を始めるかどうか」
で悩んでいました。
数年前の私は、
「現金が多すぎるかもしれない」
と悩みました。
そして今は、
「住宅購入を控えたこのタイミングで、貯金と投資の割合をどうするか」
で悩んでいます。
同じお金の悩みでも、そのときの暮らしによって答えは変わるんですよね。
だから私は、「一度決めた割合を守り続けなきゃ」とは思わなくなりました。
ライフステージが変われば、お金の置き場所も変わる。
そのたびに立ち止まって考えればいい。
今はそんなふうに思っています。
まとめ|「正解」を探すより、そのときの暮らしに合う選択をしたい
貯金と投資の割合に正解はありますか?
そう聞かれたら、今の私は「分からない」と答えると思います。
住宅購入を控えているなら、現金を多めに持つ考え方も納得できます。
一方で、長期投資を続けるなら、早く投資したほうが時間を味方につけられるのも事実です。
だから私は、どちらか一方を「正しい」と決めることはできません。
今も新NISAは月10万円を続けています。
そして来年からは、さらに子どもNISAを始める予定です。
その選択が数年後に正しかったと思うのか、それとも「もう少し現金を残しておけばよかった」と思うのかは、正直まだ分かりません。
でも、それでいいと思っています。
暮らしが変われば、お金の配分も変わる。
住宅を買うタイミング、子どもの成長、働き方。
そのときの自分たちに合った選択を、その都度考え直せばいい。
この記事を読んでくださったあなたも、もし今「貯金と投資、どっちを優先したらいいんだろう」と迷っているなら、正解を探すだけではなく、「これからどんな暮らしをしたいか」という視点でも考えてみると、自分なりの答えが見つかるかもしれません。


