元住宅営業でも住宅ローンが怖かった。私が返済の予行練習を始める理由

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2029年、子どもが小学校へ入学するタイミングまでには戸建てを購入したい。

それが今の我が家の予定です。

まだ具体的な物件は決まっていません。

でも、「このエリアなら」「この会社なら」「金利はこれくらいかな」と仮定して、住宅ローンの返済額を何度かシミュレーションしてみました。

その数字を見たとき、正直、思わず声が出ました。

「さすがに高すぎる。」

私は以前、住宅営業の仕事をしていました。

だからこそ、今の住宅価格や住宅ローンの返済額を見て、「昔とは本当に違う時代になったな」と強く感じています。

我が家では住宅ローンを組む前に、同じ金額を積み立てて生活できるか試してみることにしました

今回は、そんな私が住宅ローン返済に向けて「予行練習」をしてみようと思った理由を書いてみます。

目次

住宅ローンを計算して、一番驚いたのは毎月の返済額でした

私が住宅営業をしていたのは2010年代頃です。

当時の感覚が、今でも少し残っています。

だから最初は、「このくらいの立地なら、このくらいかな」と昔のイメージで電卓をたたいていました。

でも、出てきた数字は想像以上でした。

物件価格は、当時の1.5倍くらいに感じます。

さらに金利も、私が住宅営業をしていた頃と比べると大きく変わっています。

もちろん、条件によって違いますし、一概には言えません。

それでも私の感覚では、「昔ならこの返済額で、もっと条件のいい家が買えた」という印象でした。

正直に言うと、

「住宅営業の頃と全然違う。」

「借りられても返したくない。」

そんなことを思いました。

そして同時に、

「2029年には、もっと状況が変わっているかもしれない。」

そんな不安も頭をよぎりました。

昔の感覚のままでは、今の住宅購入は考えられない。

その変化を受け入れながら、自分たちなりの判断をしないといけないんだな、と感じました。

「払える?」という夫の一言で、現実に戻りました

我が家は今、住居費をかなり抑えた賃貸に住んでいます。

そのため、住宅ローンが始まると、毎月の住居費は今より約10万円増える見込みです。

電卓で計算しただけでも、「本当にこの生活を続けられるだろうか」と考えてしまいました。

その数字を夫に見せると、

それ、高いな……。払える?

と、少し不安そうな表情で言いました。

私は住宅営業をしていたこともあり、数字だけ見れば「返済できそう」という感覚はありました。

でも、その言葉を聞いて改めて思ったんです。

住宅ローンは、「返せそう」と思うことと、「その生活を何十年も続けられる」ことは別なんだな、と。

家だけにお金を使う生活にはしたくない。

旅行にも行きたい。

子どもの「やってみたい」も応援したい。

だから私は、「借りられるか」よりも、「この暮らしを続けられるか」を確かめたくなりました

思いついたのは、住宅ローン返済の「予行練習」でした

ちょうどその頃、2027年から始まる予定のこどもNISAについて考えていました。

我が家では、子ども1人あたり毎月5万円、合計10万円を積み立てたいと考えています。

教育費を投資で準備したいという思いがあったからです。※詳しい内容はこちらの記事でも書いています

その金額を考えていたとき、ふと思いました。

「今の家賃と、こどもNISAの積立額を合わせたら、将来の住宅ローン返済額に近くなるんじゃない?」

この考えが浮かんだ瞬間、「これだ」と思いました。

住宅ローンが始まる前に、その生活を体験してみればいい。

もし無理なく生活できるなら、その価格帯の家も現実的なのかもしれない。

逆に苦しいと感じたら、住宅ローンの返済額や物件価格を見直すきっかけになる。

電卓だけでは分からないことも、実際に暮らしてみれば見えてくる気がしました。

夫との会話で、不安が少し安心に変わりました

夫は最初、

10万円も積み立てるの?

と驚いていました。

たしかに、家計から毎月10万円を投資に回すのは大きな金額です。

そこで私はこう話しました。

まずはやってみよう。

2〜3か月続けてみて、やっぱり不安だったら金額を減らせばいいと思う。

そのときは、住宅ローンの返済額も、その家計に合わせて考えればいいよね。

すると夫も、

それなら安心かもしれないね。

と言ってくれました。

住宅ローンは一度組んだら簡単には変えられません。

でも、積立投資なら家計に合わせて見直すことができます。

だからこそ、住宅ローンの前に試してみる方法として、我が家には合っているように感じました。

「たぶん大丈夫」ではなく、「暮らしてみた」を判断材料にしたい

もちろん、実際に住宅ローンが始まれば、固定資産税や修繕費など、今より増える支出もあります。

だから、この予行練習だけで全部分かるとは思っていません。

それでも、「毎月この金額が出ていく暮らし」を経験しておくことには意味があると思っています。

もし途中で、

「ちょっと苦しいな。」

と思えば、物件価格を下げるかもしれません。

エリアを見直すかもしれません。

それは失敗ではなく、「買う前に気付けてよかった」ということだと思っています。

まとめ|住宅ローンは、暮らしを想像するだけでなく、試してみる選択肢もある

住宅ローンは、人生の中でも大きな買い物です。

だからこそ、「返済できるかな」と不安になるのは、ごく自然なことだと思います。

私自身、住宅営業をしていた経験があるからといって、不安がなくなるわけではありませんでした。

むしろ、今の住宅価格や金利を見て、「時代は本当に変わったな」と実感しています。

だから私は、「たぶん大丈夫」で住宅ローンを組むのではなく、先にその生活を試してみることを選びました。

我が家の場合は、たまたま2027年から始まる予定のこどもNISAを住宅ローンの予行練習として活用しようと思いました。

でも、大切なのは10万円積み立てることではありません。

例えば、

  • 今の家賃にプラスして、想定ローンとの差額分を別の口座に移して手を付けないようにしてみる。
  • 先取り貯金や、つみたてNISAの金額を少し増やして暮らしてみる。

どんな方法でも、「毎月この金額が出ていく暮らし」を経験することで、見えてくるものはあると思っています。

住宅ローンは何十年も続くもの。

だから私は、「借りられる金額」ではなく、「安心して暮らせる金額」を知ることのほうが大切だと思っています。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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