新婚生活に必要なもの、全部そろえる?|家具・家電を買いすぎないために考えたいこと

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結婚が決まって新生活が始まると、家具や家電を一気に買いそろえたくなります。

新しい家に、新しい家具。
新婚生活らしいダイニングテーブルやソファを選ぶ時間も、きっと楽しいものです。

ただ、私は新婚生活の家具・家電は、最初から全部そろえないほうが失敗が少ないと思っています。

理由は、結婚してからの数年間は、住まいや家族構成などが意外と大きく変わりやすいから。

今の2人にちょうどいいものが、数年後にも必要とは限りません。

元住宅営業としてお客様を見てきた経験や、友人の新婚生活を見てきた中で、私は「新婚だからこそ、買い急がない」というお金の使い方を考えるようになりました。

目次

結婚すると、新居以外にもお金を使う機会が多い

結婚が決まると、思っている以上にいろいろなお金が動きます。

顔合わせ、婚約指輪や結婚指輪、お返し、結婚式、前撮り、新婚旅行。

そして、実際に一緒に暮らし始めるとなると、新居にかかるお金も出てきます。

賃貸住宅なら敷金や礼金などの初期費用、引っ越し費用。

さらに、家具や家電も必要になります。

それぞれを見れば「せっかくだから」「新生活だから」と思える出費でも、重なるとかなり大きな買い物になります。

だからこそ私は、新居に関する買い物だけは少し慎重に考えてもいいと思っています。

新婚だからといって、最初から全部そろえる必要はない

新婚生活に必要なものを調べると、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、テレビ、ベッド、ソファ、ダイニングテーブル、食器棚……と、たくさんの家具・家電が出てきます。

でも、これを見て「全部そろえなきゃ」と思わなくても大丈夫。

一人暮らしをしていたなら、今使っているものをそのまま使える場合もあります。

私は、この「必要になったら買い足す」という考え方を、新婚生活ではもう少し積極的に取り入れてもいいと思っています。

結婚したばかりの時期は、数年後の生活がまだ分からない

なぜなら、結婚した時点では、その先の生活を想像しきれないからです。

例えば、

  • 子どもは欲しい?
  • いつ頃を考えている?
  • 何人くらい?
  • 仕事は今後も続ける?
  • 転勤の可能性はある?
  • 住宅を購入する予定はある?
  • 今の賃貸には何年くらい住む?

結婚したばかりなら、夫婦で話していても、まだ決まっていないことがたくさんあると思います。

もちろん、すべてを予測する必要はありません。

ただ、これから生活が変わる可能性がある時期だと知っておくことは、家具や家電を選ぶときにも役立ちます。

新婚生活は、住まいを決めたあとも変わっていく

結婚すると、まずは2人で暮らすための住まいを探すことになります。

その時点では「しばらくはこの家で暮らす」と思っていても、次の引っ越しがいつになるか、家族が何人になるかまでは分かりません。

だからこそ、新婚生活の家具や家電は、今の暮らしだけを見て一気にそろえすぎないほうがいいと感じています。

元住宅営業の私が見てきた「結婚してすぐ家を買う」ケース

私は以前、住宅営業の仕事をしていました。

そのとき、結婚を機に賃貸へ引っ越したものの、1年以内に住宅購入を考え始めるご夫婦は珍しくありませんでした。

たとえば、賃貸に住み始めてすぐ妊娠・出産を迎え、「子どもが生まれるなら、そろそろ家を考えよう」となるケース。

新築や築浅の賃貸を選んだものの、家賃が高く、「この家賃を1年、2年と払い続けるなら、住宅を買ったほうがいいのでは?」と考えるケースもありました。

結婚した時点では、そんな1年後の変化まで予想できません。

だからこそ、住まいも家具も「今の2人にちょうどいいから」という理由だけで、最初から完成させなくてもいいのだと思います。

実際に、友人も1年ほどで新築マンションへ

私の友人にも、結婚してから短期間で住まいが変わった人がいます。

新婚生活では新築の賃貸を選び、家具や家電も一通り買いそろえていました。

ところが、結婚して1年後に子どもが生まれ、その3か月後には新築マンションを購入して引っ越すことに。

結果的に、最初の賃貸に住んだのは約1年でした。

友人自身も後になって、

「1年しか住まないなら、もう少し手頃なところを選べばよかったな」

と話していました。

家具も、ダイニングテーブルは買い替えることになりました。

もちろん、結婚した時点で「1年後に子どもが生まれて、その3か月後に家を買う」なんて予想するのは難しいですよね。

これは友人の選択が間違っていたという話ではなく、新婚生活では、思っているより早く暮らしが変わることもあるという一例です。

だから私は、新婚生活を始めるときほど「今すぐ必要なもの」と「少し待っても困らないもの」を分けて考えるようにしています。

賃貸を選ぶときも「何年くらい住みそうか」を考えてみる

新婚生活の住まいを探していると、

「新婚さんにおすすめ」

「新築」

「築浅」

「広めの1LDK」

「収納たっぷり」

といった物件に目がいくことがあります。

新しい家で新婚生活を始めるなら、きれいで設備も充実した部屋に住みたい気持ちはよく分かります。

ただ、そこで一度、

「この部屋に何年くらい住むことになりそう?」

と考えてみる。

例えば、数年以内に住宅購入を考えているなら、その期間だけ暮らす可能性があります。

子どもを考えていて、家族が増えれば引っ越すかもしれないなら、今の2人にぴったりの広さが長く必要とは限りません。

もちろん、住みたい家に住むことも大切です。

ただ、家賃や初期費用にどこまでお金をかけるかは、「新婚だから」ではなく、どのくらい住むつもりなのかも含めて考えてみると、後から納得しやすいと思います。

新婚生活では「今ないと困るもの」から買っていく

では、実際に新婚生活を始めるとき、何から買えばいいのでしょうか。

私なら、まずは今の暮らしにないと困るものからそろえます。

例えば、カーテンや寝具。

一人暮らしのときより容量が必要な冷蔵庫など、今あるものでは生活しにくい家電も優先度が高めです。

一方で、「あったら便利」「新居に置きたい」という家具は、少し暮らしてから考えてもいい。

最初から買うものを増やすより、実際に暮らしてみてから必要なものを判断するほうが、サイズ選びもしやすくなります。

一人暮らしで使っていたものは、できるだけそのまま使う

もし夫婦のどちらかが一人暮らしをしていたなら、今使っているものを持ち寄るのもいいと思います。

洗濯機、テレビ、電子レンジ、炊飯器、食器棚など。

もちろん、古かったり容量が足りなかったりするなら買い替えが必要ですが、まだ十分使えるなら、あえて新しくする理由はありません。

「結婚したから全部新品にする」というより、

使えるものは使って、本当に必要になったものから買い替える。

このくらいのペースでも、新婚生活はちゃんと始められます。

ダイニングテーブルやソファは、少し暮らしてからでもいい

私なら、特に急がないのが大きな家具です。

ダイニングテーブル、ソファ、食器棚、大型収納など。

これらは一度買うと場所を取るので、後から買い替えるとなると処分や搬入も大変です。

例えば、2人暮らしの間はコンパクトなダイニングテーブルで十分でも、子どもが増えれば必要な大きさは変わります。

反対に、最初から大きな家具を置けば、今度は引っ越したときに部屋に合わなくなることもあります。

だから、今すぐ困っていないなら、「もう少し暮らしてから決める」という選択肢を持っておくのもおすすめです。

家具を買う楽しみを、少し先に残しておく

家具や家電を選ぶのって、私は結構楽しいと思います。

新しい部屋にどんなソファを置こうか。

ダイニングテーブルは木製にしようか。

食器棚はどんなものにしようか。

新婚生活だからこそ、こういう買い物を楽しみたい気持ちもありますよね。

だからこそ、最初に全部買ってしまわなくてもいいと思っています。

暮らし始めて、

「やっぱりここにソファが欲しい」

「この収納だと足りない」

「次に買うなら、もう少し大きいテーブルがいい」

と考えながら選ぶ時間も楽しいものです。

新生活を始めるタイミングで全部完成させず、暮らしながら少しずつ整えていく。

私は、このくらいのほうが買い物そのものも長く楽しめると思います。

私なら、家具・家電を買う前に3つ考える

ここまで書いてきたことを、買い物の前に考えたいこととして整理してみます。

① この家に何年くらい住みそう?

まずは住む期間。

「とりあえず新婚生活だから」という理由だけで決めず、住宅購入の予定や転勤の可能性なども含めて、今の時点で想像してみます。

予定が決まっていなくても、

「少なくとも5年は住みたい」

「住宅購入までの数年間のつもり」

など、なんとなくでも考えておく。

それだけでも、住まいにかけるお金や家具の選び方は変わってきます。

② その家具は、数年後も使っていそう?

特に大きな家具は、買う前に一度考えたいところです。

「今は2人だからこれで十分」

だけで決めるのではなく、

「家族が増えたらどうかな?」

「引っ越したら使えるかな?」

と考えてみる。

もちろん未来は分かりません。

それでも、数年後の可能性を少し考えておくだけで、短期間で買い替える可能性のあるものを減らせます。

③ 今すぐ買わないと困る?

最後は、シンプルな質問です。

「これがないと今日からの生活に困る?」

そう考えてみる。

必要なら買う。

なくても暮らせるなら、いったん保留。

私は、新婚生活の買い物では、この「保留」が結構大事だと思っています。

新婚生活は、最初から完成させなくてもいい

結婚すると、新しい家で新しい家具に囲まれた生活を始めたくなります。

その気持ちはもちろん分かります。

でも、結婚直後はこれから生活が変わる可能性も大きい時期です。

子どもが生まれるかもしれない。

仕事が変わるかもしれない。

住宅を購入するかもしれない。

今の賃貸に長く住むかもしれない。

先のことは、実際にその時になってみないと分かりません。

だから私は、新婚生活では「最初から全部そろえる」より「今必要なものから少しずつ」が合っていると思っています。

一人暮らしで使っていたものがまだ使えるなら、そのまま使う。

今すぐ必要ではない家具は、いったん待ってみる。

そして、暮らしが見えてきたところで、本当に欲しいものを選ぶ。

新婚生活の家具や家電は、最初の数か月ですべて決めなくても大丈夫です。

「これ、3年後も使っているかな?」

大きな買い物をするときに、この一言を考えてみるだけでも、買い物の仕方は少し変わるかもしれません。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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