「内覧会で初めて自分の家を見たら、思ったより狭く感じた…。」
そんな不安を感じて、このページにたどり着いた方もいるのではないでしょうか。
せっかく楽しみにしていたマイホームなのに、
「本当にこの家でよかったのかな。」
「家具はちゃんと置けるのかな。」
と、不安になってしまいますよね。
実は、住宅営業をしていた頃、この感想は珍しいものではありませんでした。
もちろん、本当にイメージと違ったケースもあると思います。
でも、「家具やカーテンがない状態だからこそ、狭く感じていた」という方も多かった印象です。
今回は、住宅営業時代によく聞いた「内覧会で思ったより狭く感じる」というお話と、私が感じていたことを書いてみます。
内覧会で「狭い」と感じる人は意外と多い

住宅営業時代の感覚ですが、4〜5組に1組くらいのお客様から、
思ったより狭いですね。
という言葉を聞いていました。
もちろん、口には出さなくても、心の中ではそう感じていた方もいたかもしれません。
内覧会は、多くの方にとって完成した自分の家を初めて見る日です。
図面やCG、モデルルームを見ながらイメージしてきた家が、目の前に現れます。
だからこそ、
「思っていたより狭い。」
と感じると、不安になるのは自然なことだと思います。
印象に残っているお客様との会話
今でも印象に残っているお客様がいます。
内覧会で部屋をご案内したとき、
思ったより狭かったかもしれない…。
と、とても不安そうに話されていました。
そのとき私は、
実は、この感想は内覧会でよく聞くんですよ。
とお伝えしました。
そして、
家具が置いていない部屋って、不思議と狭く感じることが多いんです。
もし『このソファは置けるかな』『ダイニングテーブルは入るかな』など具体的に気になることがあれば、一緒に寸法を測ってみましょう。
そんなお話をしたことを覚えています。
ただ、その日はまず内覧会。
傷や汚れ、不具合がないかを確認する大切な日でもあるので、
まずはお部屋のチェックをしていきましょう。
とご案内しました。
その後、お引っ越しが終わった頃に偶然お会いする機会がありました。
無事に引っ越しました!快適です。
と笑顔で話してくださった姿が、とても印象に残っています。
広さについて改めて聞いたわけではありません。
でも、楽しそうに新生活のお話をされている姿を見て、私も安心したことを覚えています。
モデルルームとのギャップを感じることもある

内覧会で狭く感じる理由は、一つではないと思います。
例えば、
- モデルルームの印象が強く残っていた
- 図面だけでは広さをイメージしきれなかった
そんなこともあるでしょう。
特にモデルルームは、広いプランで作られていることが多く、そして素敵に見えるようにプロが細かくコーディネートしています。
家具の大きさや配置、色使い、照明まで、広く見える工夫がたくさん詰まっています。
一方、内覧会では家具もカーテンも照明も最低限の状態。
普段私たちが見慣れている「生活している部屋」とは、ずいぶん印象が違います。
理由を専門的に説明できるわけではありませんが、私は家具やカーテンのない空間だからこそ、普段の部屋より狭く感じやすいのではないかと思っています。
ちょうど、注文住宅で基礎だけを見たときに、
「思ったより小さい!」
と感じる方が多いのと少し似ているのかもしれません。
家具が置けるか心配なら、内覧会で確認してみよう

「思ったより狭い…。」
そう感じたとき、一番気になるのは、
「予定していた家具がちゃんと置けるのかな。」
ということではないでしょうか。
もし具体的に気になる家具があるなら、内覧会で寸法を測ってみるのもおすすめです。
例えば、
- ソファ
- ダイニングテーブル
- テレビボード
など、リビングで使う家具はサイズによって印象も変わります。
その場で寸法を測れなくても、図面を持ち帰って家具のサイズと見比べてみるだけでも安心できることがあります。
今住んでいる家で、
「新しい家では、ソファとテレビの距離はこれくらいなんだな。」
と改めて確認すると、意外とイメージしやすくなりますよ。
ただ、内覧会はあくまでもお部屋の状態を確認する大切な日です。
傷や汚れ、不具合がないかの確認を優先しつつ、時間に余裕があれば家具の配置も確認してみるくらいで十分だと思います。
「広く見せる工夫」は住み始めてからでもできる

もし、
「もう少し広く見える部屋にしたい。」
と思ったら、インテリアで印象を変える方法もあります。
これは私が住宅営業時代に、モデルルームを手掛けるインテリアコーディネーターさんから教えてもらった話です。
例えば、
- 背の低い家具でそろえる
- 明るめの色の家具を選ぶ
- ガラス素材や床が見えるデザインなど、抜け感のある家具を選ぶ
- 鏡を置いて奥行きを演出する
- 部屋の角を間接照明で照らす
など、部屋を広く見せるための工夫はいろいろあるそうです。
私はインテリアのプロではないので詳しい説明まではできませんが、実際のモデルルームでもこうした考え方が取り入れられていると聞きました。
「少しでも広く見せたい。」
と思ったら、こうしたインテリアの工夫を調べてみるのも面白いと思います。
また、住宅会社によっては、有料になることもありますが、インテリアコーディネーターを紹介してもらえる場合もあります。
家具選びやレイアウトに迷ったときは、相談してみるのも一つの方法です。
まとめ|「思ったより狭い」は珍しい感想ではありません
内覧会は、多くの方にとって完成したマイホームと初めて対面する日です。
だからこそ、
「思ったより狭い。」
と感じてしまうのは、決して珍しいことではありません。
住宅営業時代、私自身も4〜5組に1組くらいのお客様から同じような感想を聞いてきました。
もちろん、本当にイメージと違うと感じるケースもあると思います。
ただ、私が住宅営業をしていた頃は、「やっぱり狭くて後悔しています」と相談を受けたことはありませんでした。
もちろん、その後どう感じたかを全員に聞けたわけではありません。
それでも、内覧会で感じた第一印象だけで判断する必要はないのではないかと、私は思っています。
家具やカーテンが入り、生活が始まると印象が変わることも少なくありません。
家は住み始めてから、自分たちらしく整えていくものでもあります。
もし「もう少し広く見せたいな」と思ったら、家具の選び方やレイアウトを工夫する方法もあります。
これから内覧会を迎える方が、少しでも安心して新しい暮らしを迎えられたらうれしいです。


