時短勤務で手取り17万円。それでも今の会社を辞めない理由

9:00〜16:00、週5日勤務。土日休み。

私は今、時短勤務で働いています。

毎月の手取りは、だいたい17万円です。
ボーナスは年2回で、それぞれ約2か月分あります。

家計としては、今のところ無理なく回っています。
投資も、時短勤務になる前からの金額を変えずに続けています。

でも、給与明細を見るたびに思うことがあります。

「40歳。社会人18年目なのに、私が稼いでいる金額って少ないな」

テレビで「〇〇株式会社、初任給30万円へ」みたいなニュースを見ると、少しだけ胸がざわつきます。

もちろん、初任給30万円がそのまま手取り30万円ではないことはわかっています。

それでも私は、今の会社を辞めていません。

時短勤務で給料が少ないと感じながらも、今の働き方を選んでいる理由を書いてみます。

目次

時短勤務を選ぶことに、私は迷いがなかった

時短勤務にするか、フルタイムで復帰するか。

復職前に夫婦で何度も話し合ったかというと、実は真逆。時短だよね?という確認だけだったかと思います。

子どもが小さい間は、時短勤務にする」私はそれ一択でした。

働きつつ、子どもとの時間もできる限り作りたいし、何より自分に無理をさせたくない。

それに時短勤務からフルタイムにはいつでも変えられるけど、フルタイムから時短勤務に変えたい、は言いにくい。

実際に仕事復帰をしてみると予想以上に大変なこともありました。

仕事復帰後、半年ほどで、有休は23日取りました。

子どもがうまれる前には考えられないほどの有休取得数です。笑

でも、子どもが1歳と4歳なら、そういう時期もあるよなとも思っています。

熱が出る。咳が長引く。胃腸炎になる。
元気になったと思ったら、今度は別の風邪をもらってくる。

保育園に通っていると、本当にいろいろありますよね。みんなこれを乗り越えてきたんだな、と周りの方々を見る目も変わったように思います。

時短勤務で給料が少ない。でも、転職しない理由がある

時短勤務で給料が少ないなら、フルタイムに変更や転職をすればいいのでは。

ただ、今の私にとっては、給与だけで会社や働き方を選ぶことはできません。

今の会社には、急な休みや離席を相談したときに、「休んで大丈夫です」と言ってもらえる空気があります。

保育園から連絡が来たら、すぐに迎えに行ける。

子どもの休みが続いたときも、仕事を完全に止めるか、無理をして出社するかの二択になりません。

この「調整できる」ということが、私にはかなり大きいです。

会社の風土もありますけど、仕事を10年ほど続けてるからこそ、この相談もしやすいと感じてます。結婚前や出産前は「気にせず休んでください」と言っていた立場でしたしね。

子どもを看病しながら働くことは、会社に求められたくない

私は時々、子どもの看病をしながら働くという選択をとることがあります。

でも子どもを看病しながら働くことを、会社から当然のように求められる環境は違うと思っています。

「在宅勤務なら、子どもが休みでも仕事できるよね?」という前提で仕事を振られるのは、私は嫌です。

子どもが体調不良なら、基本は休む。

ただ、休む以外の選択肢も自分で持てることは、思った以上に助かっています。

たとえば、インフルエンザで6日間ほど登園できないことになったとき。

子どもが少し回復して、YouTubeを見ている1時間がある。

お昼寝をしている2時間半がある。

そんなときに、急ぎのメールを返したり、締切が近い作業を少し進めたりできる。

私はそれができると、気持ちが少し楽になります。

仕事をしなければならないからではなく、仕事がどんどんたまっていくこと自体が、私にはストレスだからです。

もちろん、子どもの状態によっては何もできません。

看病中に仕事を進めることが、すべての家庭に合うとも思いません。

でも「今日は休む」「少しだけ進める」を、自分の都合で選べること。

それが今の会社を辞めない理由のひとつです。

在宅勤務は、家事をラクにするためだけのものではなかった

在宅勤務のよさは、通勤時間がないことだけではありませんでした。

昼休みにさっとご飯を食べて、スーパーに買い物へ行ける。

宅配便をいつでも受け取れる。

小さなことですね。笑

でも私は、荷物を受け取るためだけに休日を気にして家にいるのが、地味に苦手なタイプです。

平日に受け取れて、休日は家族で出かけたり、子どもとゆっくりしたりできる。

そんな小さなことが積み重なると、週末の余白が変わります

4歳の子どもは、家族と過ごす時間が好きです。

家族と離れた外出や集団行動が苦手に見えることもあります。

だから、平日に少し早く仕事を終えて、家で一緒に過ごせる時間があることは、母親として素直にうれしいです。

「仕事をしているから子どもに申し訳ない」と思うことがゼロになるわけではありません。

でも、私にとっては、働くことと子どもと過ごすことを完全に切り分けない今の形が合っています。

時短勤務で失ったのは、まず給料

時短勤務で失ったものは何か。

一番に浮かぶのは、やっぱり給料です。

手取り17万円という金額を見て、もっと稼げたらいいのにと思うこともあります。

今より収入が増えたら、私は何に使いたいか。

たぶん、生活費を大きく増やすより、投資額を増やしたいです。

時短勤務になったからといって、我が家で何かを削ったわけではありません。

旅行も、外食も、子どもにかけるお金も、「時短だからやめよう」と決めたものはないです。

投資も続けています。

これは、私の収入だけで成り立っている話ではありません。

夫婦で働いて、家計を一緒に運営しているからできていることです。

我が家では、家賃は夫の口座から引き落とされています。

日々の買い物は、私の口座やカードから払うことが多いです。

光熱費、通信費、税金、車にかかるお金なども、支払い方法はばらばらです。

でも、「夫が家賃を払っている」「私が食費を払っている」という感覚はあまりありません。

たまたま、その口座やカードから払うのが便利だから、そうなっているだけです。

夫婦のお金の考え方は家庭ごとに違うと思います。

別財布のほうが合う夫婦もいるし、担当制のほうが気持ちよく回る家庭もあるはずです。

我が家は、どちらかの収入だけで生活している感覚を持ちたくなくて、家族のお金として見ています。

だからこそ、私の手取りが17万円でも、私が働き続けていることには意味があると思っています。

時短勤務は、キャリアを諦めることではないと思っている

時短勤務を選ぶと、キャリアが止まるのではないか。

私も、まったく不安がないわけではありません。

昇格を目指してフルタイムで働く人と比べたら、経験の量やスピードは違うかもしれません。

でも私は今、キャリアをやめたというより、配分を変えている感覚です。

子どもが小学生に上がるまでは、今の働き方を続けたいと思っています。

その後にフルタイムへ戻るのか。

今の会社で役割を広げるのか。

転職するのか。

そのときの自分、家族、周りの状況を見ながら決めたいです。

今すぐ「この先も絶対こうする」と決めなくてもいいかなと思っています。

今の仕事で得ているマーケティングの経験は、これからも積み上げていきたいです。

社会の変化に合わせて考えること。

お客さまが何を求めているかを考えること。

自分や会社の強みを言葉にすること。

こういう力は、会社が変わっても、仕事が変わっても、持っていけるものだと思っています。

手取り17万円でも、働き続けることを選びたい

私が今の会社を辞めない理由は、在宅勤務ができるからだけではありません。

自分で稼げる安心感を持ちたい。

家計が夫の収入だけに依存しない状態でいたい。

投資を続けたい。

社会との接点を持っていたい。

母親以外の自分でもいたい。

そして、将来の転職や新しい挑戦の選択肢を残しておきたい。

子育て中の働き方に、全員に当てはまる正解はないと思います。

収入を優先してフルタイムで働くことも、昇格のチャンスをつかむことも、もちろんいい選択です。

反対に、仕事をいったん離れることが、その家庭にとって必要な時期もあると思います。

私の場合は、今は「働き続けること」を選びたい。

ただし、無理をして続けるのではなく、子どもが体調を崩したら休めて、家族との時間も確保できる形で続けたい。

手取り17万円は、私にとっては正直少ない。もっとほしい。

それでも今は、収入を最大化することより、働き続けられる土台を守ることを優先しています。

時短勤務で給料が少ないと感じて、転職するか迷う人もいるかもしれません。

転職するか、今の会社に残るか。

その二択だけではなく、「今は残る。でも、将来の選択肢は減らさない」という考え方もあるのかもしれません。

私自身も、これがずっと続く答えだとは思っていません。

でも子どもが小さい今は、この働き方が我が家には合っています。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はメーカーでWebマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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