子どもの転校はかわいそう?マイホーム購入で悩む親御さんへ|元住宅営業が思うこと

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「マイホームは欲しい。でも、子どもが転校することになるかもしれない。」

住宅購入を考える中で、この悩みにぶつかるご家庭は少なくありません。

  • 親の都合でつらい思いをさせることになるのでは。
  • 子どもが新しい学校になじめなかったらどうしよう。
  • 「転校したくない」と言われたらどうしよう。

そんなふうに考えて、家づくりそのものが進められなくなる方もいました。

私は元住宅営業として、多くのご家族の住まい探しをお手伝いしてきました。

その中で感じたのは、転校を悩む親御さんほど、お子さんのことを本当に大切に考えているということです。

今回は、住宅営業時代に感じたことと、今は親になった私自身の考えをお話しします。

目次

子どもの転校を理由に悩むご家族は本当に多かった

住宅購入は、人生の中でも大きな決断です。

立地、価格、通勤時間、間取り、将来設計…。

たくさんの条件を比べながら決めていきます。

その中でも、お子さんがいるご家庭でよく話題になったのが「転校」でした。

「できれば転校させたくない。」

そう話される親御さんは本当に多かったです

その気持ちは私もよく分かります。

子どもに新しい環境を強いることになりますし、友達と離れることにもなります。

親としては、

「自分たちの都合で子どもにつらい思いをさせるのではないか。」

そんな罪悪感を抱いてしまいますよね。

忘れられない、高学年の男の子のご家族

私が今でも印象に残っているご家族がいます。

小学校高学年の男の子がいるご家庭でした。

その子は転校をとても嫌がっていました。

小学校高学年になると、自分の考えもしっかりしています。

転校なんてしたくない。

今の友達と離れたくない。

そんな気持ちをはっきり親御さんへ伝えていました。

親御さんも本当に悩まれていました。

一方で、そのご家族には家を購入したい理由もありました。

当時住んでいた場所は利便性があまり高くなく、ご主人には転勤もあります。

「転勤になるまでは家族みんなで暮らしたい。」

「子どもが高校や大学へ進学するときの選択肢も増やしてあげたい。」

そんな将来のことも考えていました。

何度もご家族で話し合い、悩みに悩んで住宅購入を決断されました。

半年後に聞いた、うれしい言葉

そのご家族とは、半年ほど経ってから偶然お会いする機会がありました。

家族みんなで楽しく暮らしています。

そう笑顔で話してくださったことを今でも覚えています。

学校生活について詳しく聞いたわけではありません。

でも、あれほど悩んでいたご家族が、新しい暮らしを前向きに送られている姿を見て、私は少し安心しました。

別の家族でも、転校を理由に住宅購入を数年悩まれていた方がいました。

新しい学校も楽しいよ。友達もできた。

そんな話を聞いたこともあります。

もちろん、すべてのお子さんが同じとは言えません。

転校は大きな環境の変化です。

子どもの性格によって感じ方も違います。

だから「大丈夫ですよ」と簡単に言うつもりはありません。

でも、子どもたちの適応力に、私のほうが驚かされた場面も少なくありませんでした。

転校させたくない気持ちは、私自身も同じです

ここまで、住宅営業時代に見てきたご家族のお話をしました。

ただ、私自身も今は親になり、子どものことを考える立場になりました。

正直に言うと、我が家もできることなら転校は避けたいと思っています。

理由は、上の子が環境の変化が少し苦手なタイプだと感じているからです。

新しいことが始まるときは、少し不安そうな様子を見せることもあります。

だからこそ、親としては「できるだけ負担を減らしてあげたい」と思います。

でも、家づくりは「転校しないこと」だけで決められるものではありません。

住宅購入は、たくさんの条件の中から家族で選ぶもの

マイホーム購入では、考えることが本当にたくさんあります。

  • どこに住むか
  • 予算はいくらにするか
  • 通勤時間はどうするか
  • 子育て環境はどうか
  • 将来どんな暮らしをしたいか

そして、その中の一つに「子どもの転校」があります。

もちろん、転校をどれくらい重要視するかはご家庭によって違います。

「絶対に転校は避けたい」という考えも、もちろん大切な価値観です。

その場合は、お子さんが小学校へ入学する前など、早いタイミングで住宅購入を考えるという選択肢もあると思います。

一方で、転校を避けるために購入時期を大きく先延ばしにする場合は、

「その間、家を買わないことで何か困ることはないか」

も一緒に考えてみてほしいと思います。

転校だけで住宅購入を決めなくてもいいと思う理由

もし、お子さんが高校生になるまで待てば転校は避けられるかもしれません。

でも、今マイホーム購入を考えているということは、きっと何か理由があるはずです。

例えば、

  • 家賃を払い続けるより、家族の資産として残したい
  • 子どもに自分の部屋を用意してあげたい
  • 広いリビングで家族みんなで過ごしたい
  • 家族の思い出が積み重なる「帰る場所」を作りたい
  • 子どもの進学や将来を考えて、住環境を整えたい

きっと多くの親御さんは、自分のためだけではなく、お子さんのことを考えて住宅購入を検討しているのではないでしょうか。

「転校させることになるかもしれない」

その一点だけを見ると、申し訳ない気持ちになるかもしれません。

でも、マイホームを考える理由もまた、お子さんを大切に思う気持ちから生まれていることがあります

我が家も家族にとって納得できるタイミングを考えています

我が家の場合、夫が転勤のある仕事をしていることもあり、「家族で一緒に暮らせる時間」も大切にしたいと思っています。

そのため、上の子が小学校へ入学するタイミングを一つの目安として、2029年頃の住宅購入を考えています。

転校を避けたいという気持ちもあります。

でも、それだけではなく、

家族でどんな時間を過ごしたいのか。

どんな暮らしをしたいのか。

そこも大切にして決めていきたいと思っています。

転校を悩む親御さんへ

子どもの転校について悩むのは、それだけお子さんのことを大切に考えているからだと思います。

「親の都合でかわいそうな思いをさせるのではないか。」

そう考えてしまうのも、愛情があるからこそです。

でも、住宅購入を考えている理由も、きっとお子さんや家族の未来を考えてのことではないでしょうか。

転校という一つの出来事だけを見るのではなく、

「この家でどんな暮らしをしたいのか」

「家族にとって何を大切にしたいのか」

正解は、ご家庭によって違います。

転校を避けることを最優先にする選択もあります。

少し不安があっても、家族にとってより良い暮らしを選ぶこともあります。

大切なのは、家族で悩んで、話し合って、納得して決めること。

住宅購入に悩んだ時間も含めて、ご家族にとって「この選択でよかった」と思える住まい選びになることを願っています。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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