買わないけどモデルルームは見学だけでもいい?|元住宅営業の私が「大丈夫」と思う理由

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「まだ数年先の話なんだけど、モデルルームって見に行っていいのかな?」

住宅購入を考え始めると、一度はそんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

私も元住宅営業ですが、お客様から何度も聞かれた質問です。

私の答えは「大丈夫」です。

実際、営業時代のお客様の多くは情報収集が目的でした。

そして今は私自身が家を買う側になり、同じことを思いました。

我が家は2029年頃を目標に戸建てを購入したいと考えています。

でも、まだ具体的に動き始めるには少し早い気もする。

「営業されたらどうしよう。」
「まだ買わないのに見学だけって失礼かな。」

そんな気持ちが正直ありました。

だからこそ今日は、元住宅営業として、そしてこれから家を買う一人として、「買わないけどモデルルームを見学してもいいの?」という疑問について、私なりの考えを書いてみたいと思います。

目次

買わないけどモデルルームを見学しても大丈夫?

私の答えは、「大丈夫」です。

というより、最初から「今日は契約しよう」と決めてモデルルームへ来場される方は、ほとんどいませんでした。

多くの方は、

「まずは話だけ聞いてみたい。」

「マンションと戸建てで迷っている。」

「住宅ローンってどれくらい借りられるんだろう。」

そんな状態からスタートします。

インターネットで調べるだけでは、住宅購入って意外と具体的になりません。

間取りを見ても広さがイメージできなかったり、自分にあった価格帯がよく分からなかったり。

実際にモデルルームを見て、営業さんの話を聞いて初めて、

「こういう暮らしになるのか。」

「駅から歩いてみると意外と遠いな。」

そんな気づきが生まれることもたくさんあります。

だから私は、モデルルームは契約する場所というより、暮らしを具体的に考える場所でもあると思っています。

元住宅営業だから言えること。「買う」と決めて来る人は本当に少ない

営業をしていた頃、「買わないんですけど、見学だけでもいいですか?」と聞かれることがよくありました。

私はいつも、

「もちろん大丈夫ですよ。」

とお伝えしていました。

なぜなら、本当に多くのお客様が情報収集から始めていたからです。

もちろん、初めてモデルルームを見学して、そのまま1週間以内に契約される方もいらっしゃいました。

「初めて見たのに、そんなに早く決めるの?」

と思われるかもしれませんが、これは意外と珍しくありません。

実際に見てみたら条件がぴったりだった。

資金計画を立ててみたら思っていたより現実的だった。

そんな理由で購入を決断される方もいました。

一方で、何件も見学しながら半年、1年とかけて考える方もいます。

マンションと戸建てを比較する方もいます。

住宅購入のペースは、本当に人それぞれです。

だから、「まだ決めていないから行ってはいけない」と考える必要はないと私は思っています。

営業されるのが怖い…。そんな人に知ってほしいこと

とはいえ、多くの方が一番気になるのはここではないでしょうか。

「営業されたら断れないかも。」

「今日決めてくださいと言われたらどうしよう。」

私も営業をしていたので、その気持ちはよく分かります。

実際、営業の仕事は契約をいただくことです。

私自身はあまり強く契約を勧めるタイプではありませんでしたが、「契約を取ること」が仕事という考え方の営業も少なくありません。

だから、見学の最後に、

ご決断いただけませんか?

と聞かれることは決して珍しいことではありません。

でも、それを必要以上に怖がる必要はないとも思っています。

その理由は、とてもシンプルです。

今決められない理由があるなら、そのまま伝えればいいからです。

営業されたら、どう断ればいい?

私が営業をしていた頃、一番ありがたかったのは、お客様が正直に状況を話してくださることでした。

例えば、

まだ戸建ても比較しています。

購入するとしたら数年後を考えています。

今日は勉強のために来ました。

そんな一言があるだけで、営業としても「なるほど、今日はそういうご相談なんだな」と分かります。

逆に困ってしまうのは、本当は購入する予定がないのに、

マンションを探していて…

と話を合わせてしまうケースです。

実は、数年前に家を購入されている方が、来場特典がきっかけで来場されることも時々ありました。

もちろん、見学に来ていただくこと自体は私はうれしかったです。

ただ、本当の目的が分からないまま話を進めると、お互いに少し気まずい時間になってしまうこともありました。

だから私は、「まだ決めていません」「勉強中です」と正直に伝えてもらえるほうが、ずっと気持ちよくお話しできると思っています。

営業から、

今日お決めいただけませんか?

と聞かれることがあっても、

戸建ても比較しているので、もう少し考えたいです。

予算のことがまだ整理できていないので、家族で話し合ってから決めたいです。

そんなふうに伝えれば大丈夫です。

住宅購入は大きな買い物です。

一週間で決断する方もいれば、半年、一年以上かけて考える方もいます。

そのペースに正解はありません。

モデルルーム見学の流れ

初めてモデルルームへ行く方は、「30分くらいで自由に見られるのかな?」と思われるかもしれません。

でも実際は、1〜2時間くらいかかることが多いです。

一般的には、

アンケートを記入して、

物件の説明を聞いて、

住宅購入の希望や家族構成などをお話しして、

モデルルームを見学し、

最後に資金計画のお話をする。

そんな流れになることが多いと思います。

もちろん物件によって違いはありますが、「モデルルームを見るだけ」ではない、ということは知っておくと安心です。

そして、モデルルームは本当に素敵です。

家具も照明もきれいにコーディネートされていて、「こんな家に住みたいな」と気持ちが盛り上がる方も多いと思います。

私も営業をしていた頃、お客様の表情がぱっと明るくなる瞬間を何度も見てきました。

だからこそ、気持ちが高まること自体は悪いことではありません。

でも同時に、

「毎日の通勤はどうかな。」

「子どもの通学は?」

「スーパーは近い?」

「毎月の返済は無理がないかな。」

そんなふうに、自分たちの暮らしをイメージしながら見学することも大切だと思っています。

前向きに検討しているなら、ネット予約もおすすめ

もし、「しっかり話を聞いてみたい」と思っているなら、私はホームページからの予約をおすすめします。

営業は事前に予約内容を見て、どんなお客様が来られるのかを確認しています。

備考欄があれば、

「戸建ても比較しています。」

「数年後の購入を考えています。」

「住宅ローンについて聞いてみたいです。」

そんなことを書いておくだけでも、当日の話がスムーズになります。

聞きたいことがあれば、あらかじめ書いておくのもいいと思います。

ちなみに私が今モデルルームを予約するなら、

「元住宅営業・宅地建物取引士です。」

と書くかもしれません(笑)。

営業さんは少し緊張するかもしれませんが、お互いに変な探り合いをしなくて済みそうです。

まとめ|モデルルームは「買う場所」ではなく、「考える場所」でもある

「まだ買わないのにモデルルームへ行ってもいいのかな。」

そう思っている方に、元住宅営業として私がお伝えしたいのは、

安心して見学に行って大丈夫です。

ということです。

もちろん、営業から購入について聞かれることはあると思います。

でも、それは住宅購入のペースが人それぞれだからです。

早く決断する方もいれば、じっくり考える方もいる。

だからこそ、自分の状況や迷っていることを正直に伝えれば、それで十分だと私は思っています。

家は、インターネットだけではなかなか分からないことがたくさんあります。

実際に見て、話を聞いて、初めて気づくこともあります。

その結果、「やっぱりまだ早いね。」と思うかもしれません。

逆に、「思っていたより現実的かもしれない。」と感じるかもしれません。

どちらの結論になっても、それは情報収集をしたからこそできる判断です。

モデルルーム見学は、「契約するため」だけの場所ではありません。

これからどんな暮らしをしたいのかを考えるきっかけとして、見学してみるという選択肢もある。

私はそんなふうに思っています。

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この記事を書いた人

元住宅営業の在宅マーケター
40歳・2児の母。社会人18年目。
元住宅営業、現在はマーケティングの仕事をしています。
時短勤務で手取り17万円。住宅・教育費・働き方・老後のことに悩みながらも、自分らしいお金の使い方を考えています。
正解がひとつではないからこそ、私は何に悩み、なぜその選択をしたのかを書いています。
保有資格:FP・宅地建物取引士

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